夏の風物詩 風鈴|大阪で風鈴づくり体験を楽しむ
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日本の夏。
昔は夏になると涼風を呼んできてくれるような「チリーン」という澄み渡る癒しの音色が
あちらこちらから聞こえてきました。
夏の風物詩である「風鈴」
日本では見かける事も少なくなってきてしまいましたが、実は今、外国人観光客の方を中心に再注目されています。
今回は、夏の風物詩「風鈴の歴史」と「大阪で風鈴作り体験」ができる工房をご紹介したいと思います。
皆さんはご存知でしたか?
『風鈴』が本来は厄除けとして家に吊られていた事を。。。
歴史はさかのぼること、中国の唐の時代。
風鈴は邪気を払うためにお寺や家の四隅に吊るされていました。
それは『風鐸(ふうたく)』と呼ばれ、仏教とともに日本に伝えられ、
風鐸の音が魔除けになると人々に信じられていました。
浄土宗の開祖である『法然上人』が風鈴(ふうれい)と名付け、後にそれは
風鈴(ふうりん)と呼ばれるようになりました。
風鈴は、日本各地で金属(鉄、銅)、ガラス、陶器、木、木炭、水晶など様々な材質の様々な形状で作られたものがあります。
その中でも今回は『ガラス風鈴』に注目。
実は大阪はガラス発祥の地だという事をご存知でしょうか?
昭和初期にはガラス産業が大阪の経済を支えていたほど大きなものだったのです。
大阪天満宮駅から南に徒歩400m程の大阪市北区にある『大阪天満宮』。その正門から西側にえびす門があり、そこの入口にガラス発祥の地と刻まれた石造があります。
是非大阪観光の1スポットとして訪れてみてはいかがでしょうか?
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