堺の菅原神社の日本庭園で毎年6月に開催される、蛍鑑賞会。毎年数千人の見物客を魅了する、初夏の風物詩です。
都会の中で自然のロマンが楽しめる、菅原神社のホタル観賞会は、毎年六月中旬、日本庭園で二日間にわたって開かれます。
ゲンジボタルとヘイケボタル、およそ八百匹から千匹が闇の中で光の乱舞を繰り広げ、数千人の見物人を魅了します。
蛍の観賞会がおこなわれるようになったのは、約四十年ほど前のこと。先代の宮司が貰い受けた蛍を庭園に放したところ、翌年、自然発生、年々数が増えていくのを見て、市民の方に開放したことで鑑賞会となりました。
自然が生み出したほんの短い間しか見ることのできない、儚げで美しい風景。
訪れる方に、ひとときの涼と感動を提供しています。