総持寺では、4月15日から21日までの7日間、年に一度の秘仏本尊千手観音の御開扉を行います。
総持寺では、4月15日から21日までの7日間、年に一度の秘仏本尊千手観音の御開扉を行います。
秘仏本尊千手観音は平安時代の作で、西国霊場で唯一、「亀の背に立つ」 珍しいお姿をしています。
開山・藤原山蔭卿が幼き日に淀川に落ちた際、亀に命を助けられたことから、総持寺建立を発願したことに由来します。
御開扉と同期間、本堂外陣にて西国三十三所の御砂踏が行われます。
「御砂踏」とは、西国三十三所の境内地の「御砂」を足下に踏みしめながら、各札所御本尊の御影を拝することで、西国巡礼と同じ功徳が授かると古来より伝わる行事です。
参拝者は、各札所本尊の御影の前に設けられた「お砂」を踏み、納め札を奉納しながら「巡礼体験」を行うことができます。