平成三十年度 四天王寺春季名宝展
四天王寺宝物館にて、「春季名宝展」が開催されます。
平成三十年度 春季名宝展では、下記内容のものが展示されます。
企画展「地より湧出した難波の大伽藍-四天王寺の考古学-」
四天王寺宝物館では、工事や発掘調査で出土した膨大な量の瓦を保管しています。
そのうち境内出土瓦290点と講堂跡で出土した金銅製風鐸や和同開珎、奈良二彩陶器などが重要文化財に指定されています。
四天王寺では、平成28年度より、未整理だった2,000点に及ぶ出土瓦の再調査を行っています。
その中間報告を兼ねて、本展では、飛鳥から平安時代初期までの考古資料を紹介します。
【主な展示品】
重要文化財 無子葉弁八葉蓮華文軒丸瓦 ( 飛鳥時代 )
重要文化財 講堂出土金銅製風鐸( 白鳳時代 )
重要文化財 講堂出土蓮華文鴟尾( 白鳳時代 )
重要美術品 金銅菩薩半跏像 ( 白鳳時代 ) その他
特集陳列「四天王寺の春」
四天王寺では春の訪れとともに、様々な法要が行われます。
こちらの陳列では、聖霊会や授戒灌頂会など、春の法事にまつわる宝物が紹介されています。
同時に、昨年、京都国立博物館との共同研究調査により、国宝・懸守の中に小さく精巧な仏像が納入されていることが判明。
国宝・懸守とともに、3Dプリンタによる再現像など、その科学的調査の成果もご覧いただけます。
【主な展示品】
国宝 : 懸守(桜折枝文)(平安時代後期)※
※展示期間 : 4月21日(土)~5月6日(日)
重要文化財 千手観音及び二天箱仏(平安時代後期)
重要文化財 阿弥陀三尊像(平安時代前期)
重要文化財 両界曼荼羅図(平安時代後期)
重要文化財 舞楽装束 太平楽(桃山時代)その他
情報元:大阪観光局
- 開催地
- 四天王寺宝物館
- 所在地
- 大阪市天王寺区四天王寺1-11-18
- 電話番号
- 06-6771-0066
- 開催期間
- 2018年3月11日(日)~5月6日(日)
開館時間:
3月8:30 ~16 : 00
4、5月 8:30 ~16:30
但し3月18日~24日、4月21日は8:00~17:00
※入館は閉館の20分前まで
- 入場料
- 一般500円
高校・大学生 300円
中学生以下無料