平成12年(2000年)12月に指定された市指定無形民俗文化財(第一号)。毎年守口市駅前で提灯踊り大会が開かれ踊り継がれている。
寺方提灯踊りは守口市の旧南寺方地域で江戸時代から続いている郷土芸能。
河内音頭にあわせ太鼓を使った囃子と、片手に提灯を持った独特の踊りは全国的にも珍しいもので、一説には文化文政期の百姓一揆の勝利の踊りであるとか、幕府の許しを得られないまま「樋」を築き、処刑された庄屋喜左右衛門の遺徳を偲ぶために始められたという説もある。
近年は毎年7月に守口市駅前において、提灯踊り大会を開催し踊り継がれており、平成12年(2000年)12月、市指定無形民俗文化財(第一号)に指定された。