ルーヴル美術館の全8部門協力のもと“肖像”に焦点を当てた展覧会です。肖像芸術の世界を余すところなく紹介する約110点の傑作を、ご堪能ください。
人の似姿を描出する肖像は、古代以来の長い歴史をもつ芸術ジャンルです。
本展ではルーヴル美術館の全8部門から選りすぐられた約110点の作品を通して、肖像の社会的役割や表現上の様々な特質を浮き彫りにします。
27年ぶりに来日するヴェネツィアの巨匠ヴェロネーゼの傑作《女性の肖像》、通称《美しきナーニ》から、古代エジプトの棺を飾ったマスク、ローマ皇帝やナポレオンなどの君主像、そして華麗な女性や愛らしい子どもたちの肖像まで、数々の肖像の名品が一堂に会します。