大阪では初の世界遺産である仁徳天皇陵古墳(百舌鳥・古市古墳群)
古墳とは、土を高く盛り上げた墳丘(ふんきゅう)をもつ墓の事です。
3世紀~7世紀頃、身分の高い人が祭られていました。
墳丘は、周りの土を掘って積み上げられ、崩れるのを防ぐ為に斜面には石が敷き詰められています。
その墳丘は3段になっていて、掘られた部分には水が流されて濠となっています。
「仁徳天皇陵古墳(にんとくてんのうりょうこふん)」は、「クフ王のピラミッド」「秦の始皇帝陵」と並んで世界3大墳墓とされています。
そして、2019年7月に仁徳天皇陵古墳(百舌鳥・古市古墳群)がユネスコ世界遺産に登録されました!
文化庁が発表した登録される理由としては「百舌鳥・古市古墳群における45件49基の構成資産は、傑出した古墳時代の埋葬の伝統と社会政治的構造を証明しており、一連の資産は顕著な普遍的価値を証明していると考える」との事です。
登録されれば大阪初の世界遺産になるのです!
その中でも、今回は仁徳天皇陵古墳を中心にご紹介します!
仁徳天皇陵古墳には「仁徳天皇 百舌鳥耳原中陵(もずのみみはらのなかのみささぎ)」「大山(だいせん)古墳」「大仙(だいせん)古墳」「大仙(だいせん)陵古墳」「伝仁徳陵古墳」など、様々な呼ばれ方があります。
※ここでは「仁徳天皇陵古墳」を使用。
仁徳天皇陵古墳についてなんとなく名前だけは知っていても、いつ頃造られて、どの様な構造なのかなど、詳しく知っている方は日本人でもなかな・・・