「大阪インバウンドやねん」インタビュー企画の第二弾。
大阪で殺陣道の体験教室を開いていらっしゃる日本殺陣道協会。
外国人観光客の体験者が非常に多いということで、今回その教室を開いている日本殺陣道協会の会長である八木氏を取材した。
殺陣道協会とは?
従来、舞台や映画といった業界人または業界を目指す人たちだけが学ぶ特殊技術であった「殺陣(たて)」。
演技表現としての美しい「型」、立ち居振る舞い・所作・礼儀作法・気配り・思いやりといった姿勢、心の鍛錬まで行う「道」。この「殺陣」に「道」という言葉(文字)を加え「殺陣道」とし、当協会は広く一般の方を対象に、「殺陣道」を通して日本の伝統文化を広く学びながら修得する場を提供することを目的としている。
また、立ち回りの技術にだけでなく日本の伝統文化(茶道・華道・書道・日舞・三味線など)や古き良き時代の日本人の「和の心」を学び体得していただけることが「殺陣道」の特徴でもある。
Q.現在体験教室に参加されているのは外国人観光客の方が多いとお伺いしましたが実際のところ、どれくらいの割合で来られてますか?
A.最初は日本人の方に殺陣道を通じて和の心を学んで頂きたかったのが始まりでした。
始めた頃は日本人の体験者がほとんどでしたが、日本へ観光に来られる外国人の方が増えてくると体験者の層も次第に変わっていきました。
ここ5~6年で急激に外国人観光客の体験者が増え、今ではほ・・・